電子レンジママ
口を開けたまま
愛の解凍不備
そんなのわかってた

額縁だけパパ
想い寄せたハーバー
錨(いかり)をなくして
どこかに流れてった

十字架スレイブ
息止(と)めグレイブ
順番待ちヘブン
間に割り込んだ

助けてほしいの
愛してほしいの
「ズルは良くないね」
さよなら 捨てられ<違反通報ゴートゥーヘル>
ああ!

おわかれ倫理観
ずっと一緒ロンリー感

玻璃で出来た
澄み渡る空
誇りまみれで
噎(む)せ返るわ

宙を堕ちる
夢中で掻く
踊りましょタラッタラ
こういうのを
お望みでしょ
骸骨の手拍子

優しさすら
わからないの
狂いましょクラックラ
この杯(さかずき)
名前何?
「I」
誰かキスして

響いたドンマイ
嗤われ蒙昧
Iの回答不備
そんなのわかってる

私どこにいる
心とっくに ill(いる)
怒りもなくして
そのまま流れてった

ふわふわトレイル
体が震える
真っ逆さまにヘル
間に手が伸びて

「助けてあげたい
愛しているから」
「ズルいのねあなた」
やおらに すくわれ<弛緩恍惚フォーリンラブ>
ああ!

おわかれロンリー感
やっと一緒王子様

針で出来た
罪裁く山
私の咎を
釘付けてよ

チューで堕ちる
夢中で掻く
踊りましょタラッタラ
こういうのを
お望みでしょ
猥褻なる嬌姿(きょうし)

やらしくして
瑕(きず)をつけて
狂いましょクラックラ
偽りでも
なんだって
いい
幸せなのよ

いつもとおんなじベッド
違うあなたが囁く

「恋人はもう終わりにする」
終わりに
終わりに

パニくる頭
差し出された
指輪は何?

綺麗すぎて
走り逃げた
後ろ髪タラッタラ
こういうのを
望んでいた
外に駆ける拍子

初めてなの
わからないの
口の中カラッカラ
この気持ちの
名前何?
「愛」
抱きしめられ

夜の街で
二人踊る
交差点タラッタラ
光るネオン
指を照らし
輝いた手拍子

「離さないよ」
「バカじゃないの」
陶然にクラックラ
滲む視界
嬉しいのに
何故?

愛しているわ
抱きしめていて
死が分かつまで
ダーリン

---------------------
【ひらがなver.】

でんしれんじまま
くちをあけたまま
あいのかいとーふび
そんなのわかってた

がくぶちだけぱぱ
おもいよせたはーばー
いかりをなくして
どこかにながれてった

じゅうじかすれいぶ
いきとめぐれいぶ
じゅんばんまちへぶん
あいだにわりこんだ

たすけてほしいの
あいしてほしいの
ずるはよくないね
さよなら すてられ<いはんつーほーごーとぅーへる>
ああ

おわかれりんりかん
ずっといっしょろんりーかん

はりでできた
すみわたるそら
ほこりまみれで
むせかえるわ

ちゅうをおちる
むちゅうでかく
おどりましょたらったら
こういうのを
おのぞみでしょ
がいこつのてびょうし

やさしさすら
わからないの
くるいましょくらっくら
このさかずき
なまえなに
あい
だれかきすして

ひびいたどんまい
わらわれもうまい
あいのかいとーふび
そんなのわかってる

わたしどこにいる
こころとっくにいる
いかりもなくして
そのままながれてった

ふわふわとれいる
からだがふるえる
まっさかさまにへる
あいだにてがのびて

たすけてあげたい
あいしているから
ずるいのねあなた
やおらに すくわれ<しかんこーこつふぉーりんらぶ>
ああ

おわかれろんりーかん
やっといっしょおうじさま

はりでできた
つみさばくやま
わたしのとがを
くぎづけてよ

ちゅーでおちる
むちゅうでかく
おどりましょたらったら
こういうのを
おのぞみでしょ
わいせつなるきょうし

やらしくして
きずをつけて
くるいましょくらっくら
いつわりでも
なんだって
いい
しあわせなのよ

いつもとおんなじべっど
ちがうあなたがささやく

こいびとはもうおわりにする
おわりに
おわりに

ぱにくるあたま
さしだされた
ゆびわはなに

きれいすぎて
はしりにげた
うしろがみたらったら
こういうのを
のぞんでいた
そとにかけるひょうし

はじめてなの
わからないの
くちのなかからっから
このきもちの
なまえなに
あい
だきしめられ

よるのまちで
ふたりおどる
こうさてんたらったら
ひかるねおん
ゆびをてらし
かがやいたてびょうし

はなさないよ
ばかじゃないの
とうぜんにくらっくら
にじむしかい
うれしいのに
なぜ

あいしているわ
だきしめていて
しがわかつまで
だーりん

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

The tomb of life【応募用歌詞】

愛鍵 祥 様の素敵な曲にあてさせていただいた歌詞となります。

http://piapro.jp/t/bFjg

()内は直前の語句の読みです。
<>内は、音数にもし無理がききましたら、こちらの一節と直前の一節を差し替えられたら…と夢想しているものとなります。

曲の艶っぽくお洒落な雰囲気を引き立たせられるよう、ステップのように韻を踏み、ビター&スウィートな歌詞をかけるよう試みました。

内容としては「結婚は人生の墓場である」という言葉をモチーフにしております。

閲覧数:321

投稿日:2011/12/29 02:55:00

文字数:1,892文字

カテゴリ:歌詞

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  • 愛鍵 祥

    愛鍵 祥

    ご意見・ご感想

    どうも。感想書きに来ました。

    こないだも言いましたが、この作品はとても良かったと思います。
    何が素晴らしいかといえば、「メロディのリズムを活かした語感」ですよね。
    なんかよく意味は解らないけど、センスを感じる、
    聴いていて、歌っていて面白い歌詞だと思いました。
    その点は応募作の中でダントツだったと思います。

    ただ、私が違和感を覚えたのは、3B以降です。
    急にシーンのくっきり浮かぶストーリーが表れて、
    それまでと違うやり方をしてます。
    これでは作品の統一感や世界観といったものが薄らいでしまいます。

    おそらく、3B以降に何か変化を加えたいと思ったのだと想像しますが、
    だとしたら、別の方法を選んだ方が良かったように思います。
    例えば、
    意味は分からない、語感も大事にする、だけど感じる感情が前とちょっと違う、
    というようなものにする方法です。

    見方を変えてもうひとつ。
    3B以降もそれはそれで良かったと思いますので、そっちを活かす方法もあります。
    その場合それまでの部分をストーリー仕立てにする必要があったろうと思います。


    変化を求めるということには、多分、一定のルールがあるんだと思います。
    例えば、テクノポップの売れてる曲には、ちゃんと一定の変化が内包されてますけど、
    曲の途中で突然ジャンルが変わってフォークソングになったりしないでしょう?
    それと同じだと思います。(意図して、それが面白いと思ってやるならそれもいいですけどねw)


    とまあ、そんな感じでした。
    一意見としてさらりと流して頂ければ。

    2012/03/20 17:52:51

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