くだらない　Ｂ級映画のような人生
クラクラ　脳みそが空っぽな音がする
嘘だらけ　差し伸べた手にはナイフが握られ
グチャグチャ　掻き乱す　幼稚なままごとさ

嗚呼、信じることよりも　信じられることの価値を
誰もが忘れ去ってく　“当たり前”に溶けた笑顔

心に潜む　希望という仮面をつけた孤独が
食い散らかしてゆくのは何？　穴だらけの未来
壊れる度に　壊されることに慣れては許した
我儘みたいな現実も愛するしかないの

欲しがった　初回限定のおまけみたいな
小さな幸せでよかったことにすらも
気付かずに　奪い合う理想/正義/夢なんて
バラバラ　崩れてく　アンバランス主義さ

嗚呼、見たくないものを　見つけてしまう理由は
結局執着して　探している、無意識でも

心で生きる　痛みさえも手放すことが惜しくて
悲劇のヒロインなのは誰？　病みは美しいね
壊れる度に　少し救われた気になる世界で
ありのまま生きろ　綺麗言　押し付けちゃいないか？

彷徨って彷徨って　辿り着いた
そこには何もなかった　何もなかった　
何もなかったと思い込んだ
そんな結末に鳴り響いた拍手はありがちなエンドロールを飾る

「つまらない」

心に潜む　希望という仮面をつけた孤独が
食い散らかしてゆくのは何？　穴だらけの未来
壊れる度に　壊されることに慣れては許した
我儘みたいな現実も愛するしかないの

愛するしかないの？

馬鹿だな