1 あの雲間から見える太陽の輝き
彼方にいる君にも見えているのかな
大声で叫んだり紙飛行機を飛ばしても
伝わらない届かない

建物に囲まれた息苦しい世界
君は下を向いて目まぐるしく歩く
その足止めて空を見上げて
輝かしい日を浴びて

清く透き通った空の青
風に揺さぶられる草の音
穢のない雲の色
わずかに霞む日の形

2 太陽が沈み夜を迎える
月が姿を現し空を照らす
端から端まで見える天の川
君が見える空まで繋がっているのかな

星空より眩しい輝かしい都会
きっと星の光は届いてないだろう
足を運んで静かな場所へ
空は一層きらめいていた

辺りに響く虫の声
無限に続きそうな夜の帳
一億光年先の星の光
どこまでもついてくる月明かり

空は表情を変えて生きている
晴れ、雨、曇色んな顔(てんこう)
流れる雲を数えながら夢を見よう
あの空に負けないくらい大きな夢を

水平線から昇る陽の光
雲が彩られる朝の霞
羽ばたく鳥たちの夜明けの声
この大空よ君に届け