A1
お日様だってティータイムしちゃう陽気
北風だって 今だけ のんびり気分

B1
寒い季節　凍りついていた
心とか道路とか いろいろ 解ける
そんな午後

S1
HOT 少し暖かでしょう
冷たい冬の ほんの一時<ひととき> 安らぎ
ほっとする日
忙<せわ>しないこと　今は忘れて
微睡<まどろ>みとお休みの時間

A2
吐く息だって 白くならない温もり
悴<かじか>んだ手　握るだけで暖かで

B2
誰かみたい　尖る氷柱<つらら>から
一雫<ひとしずく>　零れていく　涙
油断したかしら

S2
ハッとしたら過ぎ去る日々の
中で仄<ほの>かに 灯る　かがり火のようで
ハートにまで　届いてふわり
新雪<しんせつ>みたい　柔らかに心を掬<すく>うの

C
北風からお便りがさ　バサバサ降り積もって
埋もれていく 大切だった何か
今の在処<ありか>　分からなくなりました
見つけだした いけど　どう したらいいかしら？

S'
ちょっと休憩　疲れた身体 休めてからさ
もう一度探しに行こう

S3
ずっと寒い 日は続かない
無くした何か　きっと積もった根雪に
そっと隠れ　眠っているよ
春の訪れ　気を長くして待ち――

S大
どうか覚えてて　「春は来るよ」
こんな台詞 ありがちで ――でもいつかは 来るよ
疲れたら　休んでいいよ　冷たくて　凍えても
ほら、こんな日 ある――

O
HOT 少し暖かでしょう
冷たい冬も　安らぎのとき
ほっとする日
北風だって　微睡んでお休みの時間


<ひらがな.ver>
A1
おひさまだあて　てぃいたいむしちゃう　よおき
きたかぜだあて　いまだけのんびり　きぶん
B1
さむいきせつ　こおりついていた
こころとか　どおろとか　いろいろ
とける　そんなごご
S1
ほとすこし　あたたかでしょお
つめたいふゆの　ほんのひととき　やすらぎ
ほとするひ　
せわしないこと　いまわわすれて
まどろみと　おやすみの　じかん
A2
はくいきだあて　しろくならない　ぬくもり
かじかんだあて　にぎるだけで　あたたかで
B2
だれかみたい　とがるつららから
ひとしずく　こぼれていく　なみだ
ゆだん　したかしら
S2
はとしたら　すぎさるひびの
なかでほのかに　ともる　かがりびのよおで
はとにまで　とどいてふわり
しんせつみたい　やわらかに　こころおすくうの
C
きたかぜから　おたよりがさ　
ばさばさふりつもおて　うもれていく
たいせつだあた なにか　いまの ありか
わからなくなり ました　みつけ だした
いけどどお　したらいい かしら
S'
ちょときゅけい　つかれたからだ
やすめてからさ　もおいちど　さがしにいこ
S3
ずとさむい　ひわつづかない
なくしたなにか　きいととけてくねゆきに
そとかくれ　ねむうているよ
はるのおとずれ　きおながくしてまち
S大
どおかおぼえてて　はるわくるよ
こんなせりふ　ありがちででも　いつかわ
くるよ つかれたら　やすんでいよ
つめたくうて　こごえてもほら
こんなひ　ある
O
ほとすこし　あたたかでしょお
つめたいふゆも　やすらぎのとき
ほとするひ　きたかぜだあて
まどろんで　おやすみのじかん