1 君と僕に一本線 とても鋭かった
話かけようとしても 言葉が詰まる
君はどこかへ行っちゃった 僕はずっと立ち止まった
この衝動はいつからだろう

君は誰も関わらない もちろん僕にだって
いつも一人で過ごして 破線になってた
理解されず 蔑まされ いつも嘲笑(わら)われてた
言葉は君に刃を向けていた

逃げまとう僕の心 この感情はなんだろう
伏せて泣いてる君 それを見ている僕
よくわからないような 不思議な気持ちのままに
僕は一歩踏み出した

君の手をただ引っ張って 教室から逃げ出した
口より体が動き出した 「助けて」という声
僕の手を繋いで 階段を駆け上がった
感情がゆらいだんだ 体の赴くままに

2 僕はいつも平凡で 窓の外を眺(み)ていた
今まで気にすることなく 過ごしてきたけど
今日に限って衝動が こんなことしないのに
理由(わけ)は「なんとなく」じゃ済まないな

戒める君の心 その目に涙の色
戸惑い続ける僕 それを見て微笑む君
感情があやふやで 曖昧な気持ちのままに
君はギュッと抱きしめた

僕はただ目を見開いて 呆然と立っていた
耳元でささやいた 「バカだね」という声
君は手を繋いで 屋上飛び出した
世界がときめいたんだ 君の思うままに

見えていた世界は 互いに違っていた
交じりあうことすら できなかったのに
手と手を取り合って 手と手を繋ぎあって
生きていく世界は ここにあったな

君の手をただ引っ張って 暗闇から抜け出した
微かに聞こえたんだ 「ありがと」という声
僕の手をずっと繋いで 光の射す方向へ
これからも繋いでいくよ 君の手を
二人の思うままに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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Your and my hands

閲覧数:105

投稿日:2019/10/31 11:19:15

文字数:822文字

カテゴリ:歌詞

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