どっちでもいいから　早く決めてくれないかな
花でも虫でも　人じゃないなら何でもいい
もう一度人として生きるのはもう懲り懲りさ
狡くて汚い自分とはさようなら

まっさらで生まれてきて　少しずつ摩れてゆく
飲み込んできた分だけ　元の色　忘れながら

「信じてる」も「愛してる」も
結局いつかは錆びてしまうなら
信じれなくて愛せない僕が
罪に問われる謂われもない
信じれなくても愛せなくても
いつか幸せになれますか
先に答えが知りたかったのに
誰も教えてはくれなくて

そもそも上手に息なんてできてなかったし
心も身体も手放せば楽になれるだろう
大それたことなんて別に僕は思わないよ
そのうちどうせさ　呼吸なんて止まるから

何事も経験とか知ったように言う奴は
汚れてしまった心の洗い方までちゃんとね　教えてよ

今度また　来世でまた
こんな出来レースを走れというなら
今度はさ　来世ではさ
誰よりも早く白旗を振ろう　いや
今度はない　来世もいらない
そんなものを望むほど馬鹿ではないから
今だけ目を瞑ってほら
まっさらな僕を迎えにいこう
会えたら手を繋ごうね
真っ青な海へ迎えにゆく