恋するお江戸の疾走少女
好きになっちゃったら
もう誰も
私を 止められやしないの
全力で走ってく
抱きしめて
恋心
江戸が東京に
変わっても 変わりはしないの
想いは
夜の街 さまよい
抜けて
ほんとの気持ち
届けなくちゃ
早く
貴方のもとへ
眠れない
夜もある
どんなに好きでも
恋にお墨付きはもらえない
それでも
不安な迷いの森を
抜けて
月明かり差す
広場に出て
みれば
そこで貴方が
待っているはずよ
江戸の
頃からずっと
私だけを
見てた
優しい微笑み
感じて
信じて
駆け続ければ きっと
恋するお江戸には
疾走(はし)る
少女(わたし)がいるの
いつの時代(とき)も
ふっと
立ち止まったら
着物の裾など
からげ
駆けてく私
好きになった
人を
いつも追い駆けてるの
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