切り絵みたいな夕暮れの街を 涼しい風が吹き抜ける
あの日の栄冠 熱い日差し 片隅のアイビーに残る証
灼熱 意地と意地 優しさ 無情さ 地響き 福音 確かな絆
全盛期でも通過点でも 幾つもの扉くぐり抜けて
期待で潰れかけて なんとか踏ん張って 倒れて燃え尽きて 思い出に灼かれて
それでもその先の君がいて どこかで生きてるって知れただけで
救われたんだ だから
向こうにいてよずっと あの日で全て終わらせないでくれよ
晴れやかな歌声も 砂まみれの手も 置いていくぐらい遠くで
向こうにいてよずっと どれだけ違ったっていいよ
今こうして君が生きてるってだけで 少なくとも私の希望となる
どれだけ遠回りだっていい 生きていてよ 君の人生を
名も無きビューワーからの願いさ

描き尽くすには7色じゃ到底足りないと思うし
写真で切り取ってしまうには あまりにも勿体無い気がしてさ
私なんて「ただのファン」で そこに立ってただ見ていて
それ以外出来ることって何も無いわけだし
君にとってあの時って 「消したい」って思うかもって
立ち止まって我に返って 考えもするけどさ
時とともに薄れて でも無くなりはしなくて
何かやって付随してって 私の中じゃなってて
第何章かは分からない でも終幕じゃないことは知っている
向こうにいてよずっと どれだけかけ離れてたっていいよ
風に舞う旗も 泥だらけの白も 置いていくぐらい遠くで
向こうにいてよずっと 重荷は下ろしたっていいよ
今の君がたとえ何者であったって 決して見放すことは無いと言い切れる

全て知ったようなこと言える立場じゃないし それこそ想像することしか出来ないけど
君の痛み 君の覚悟 君の選択 君の歩んだ道 その全てにきっと意味が生まれると

向こうにいてよずっと あの夏のアフターストーリー
他の誰のものでもない君だけの人生 そこにあるだけでただ尊い

向こうにいてよずっと あの日で全て終わらせないでくれよ
晴れやかな歌声も 砂まみれの手も 置いていくぐらい遠くで
向こうにいてよずっと どれだけ違ったっていいよ
今こうして君が生きてるってだけで 少なくとも私の希望となる
どれだけ遠回りだっていい 生きていてよ 君の人生を
名も無きビューワーからの願いさ

アイビーを隔てた その先で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アイビー

閲覧数:11

投稿日:2024/03/23 11:37:36

文字数:966文字

カテゴリ:歌詞

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