【about:Blank】
a
脳裏浮かんだ心情 独白は無情
言葉同士ぶつかって退け合うんだ
a
どうしたって埋まらない 空白に劣等
使われないフレーズだけがうまれてく
b
飾られてきた命は 確かに色を孕んで
御立派な額(がく)に守られた
愛された優越に、望まれた愉悦に
僕はまた「絶対」を誓うんだ
s
繋がらない単語を手繰り寄せ
果たされない続きを投げ捨てる
正解も常識も 恐れず書き殴った
僕を今呪ってみようか
s
役立たない理性を矛にして
満たされない心を盾にした
評論も雑言も 歪んだ好奇さえも
上手く呑み込めた筈なのにさ
a
夜に唸る感情 虚ろげな日常
寂寥に任せた声が刃に代わって
a
どうしたって退屈な 宵闇に裂傷
止めどない鈍色(にびいろ)がまた流れてく
b
切なる願い敷き詰め 確かに宛てた詩(うた)は
ガラクタな虚勢を象った
切れ味の優劣が、ひしゃげては愚劣に
僕はただ「絶対」になりたくて
s
鳴り止まない情緒が邪魔をして
吐き切れない言葉の枷になる
セオリーは無視して シナプス赴くまま
詭弁の及ばない歌に変えて
s
打ち明けたい闇を剣(つるぎ)にして
守られたい光を鞘にした
共感も背徳も 臨んで書き続けた
僕が残す足痕があった
s
役立たない理性を矛にして
満たされない心を盾にした
評論も雑言も 歪んだ好奇にさえ
上手く満たされた筈なのにさ
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