心が通った時には、あんなに舞い上がっていたのに。
君の凄さを知るたびに、自分自身が虚しくなってさ。
まるで貴族に恋してしまった、庶民みたいな気持ちになってさ。
日に日に膨らむ疑問と、すれ違う実感が苦しいの。

ふと思いついた「別れ言葉」が僕を動かした

「さよなら」と手を振って別れたもう君とここで会うことはなかった
ああ、君は君は君はもう僕の手に戻ってこない

泡沫に消えてたはずの、「淡い記憶」が、よみがえってさ。
「ああ、色々やらかしちゃった。」死にたくなるほど恥ずかしくてさ。
それは「僕が子供だから」なのか？それとも、「まだ若いから」なのか？
そんなの問うてもしょうがない、僕はどう直してけばいいのさ。

ふと思い出した「甘い言葉」が後悔を煽った

寂しさを紛らそうとしても君に追いつけないと分かってた
ああ、僕は僕は僕はもう君の手に戻れないの？

過去に歌った旋律が僕の背中を押した

対等になれないのならもうすがることも出来ないのなら
(無理やりに周りに合わせて自分を懸命に演じてる)
もう、僕は僕は僕は振り向くことなく進むと決めた
(馬鹿にされるだけの関係なら切り捨てて1人でいればいい)

さよならと手を振って別れたもう君とここで会うことはなかった
ああ、君は君は君はもう僕の手に戻ってこない

ああもう僕は...
ああ、君は君は君はもう僕の手に戻ってこない