どうせ僕らは大人になってしまえば
都合よく忘れちゃうように出来ているんだ

悔しくて泣いたあの日　覚えた痛みも
優しさをくれた　そう　君のことさえも全部

"指切り約束"
だから嫌いなんだ

消えてくんだ　いつか
僕らは無になって失くなって
灰になって　お別れしなくちゃいけないの
それでもどうか空っぽの心の中に
君だけ、最後の日まで残していられますように

さよならは苦手なのに
いつだって　いつだって　やってくる
君が僕に繰り返した
言葉の意味が　今　少しわかった気がした

絡めた指を
どうか離さないで

変わってく　きっと
僕らが見ていたものだって　
褪せていって　二度とは帰れない思い出
それでもどうか立ち並ぶビルの向こう側
君だけ変わらないでいてほしい
いつまでも

何年経ったって
覚えていられるように、と
何年経ったって
忘れたりしないように、と

絡めた小指
ぼやけた約束

大事なものをちゃんと持って行こう

消えてくんだ　いつか
僕らは無になって失くなって
灰になって　お別れしなくちゃいけないの
それでもどうか空っぽの心の中に
君だけ、最後の日まで残していたい

変わってく　きっと
僕らが見ていたものだって　
褪せていって　二度とは帰れない思い出
それでもどうか立ち並ぶビルの向こう側
二人で同（おんな）じ景色の中にいようよ

過去から未来へ
未来のずっと　その先まで

忘れたくないものを握りしめて
タイムトラベルは続いていく