カーテンの隙間から見えた
君の指先が冷たく冷えて心が震えた夜
"いらない"と零した君の涙が
いつまでもいつまでも僕を離さない
もしあの時君のこと待ってるねって
言えていたのなら
あんなふうに君を泣かせたりしなかった
"わがままで勝手だね"
君と出逢わなければ僕は変われなかった
いや、今もまだ変われてないか
冷たいひとりの夜はどうしても考えてしまう
あの日のさよならを受け入れた僕を
君は責めなかったね
いつからだろう
こんなふうによく眠るようになったのは
君がいないひとりのベッドは
こんなにも広かったんだな
あぁ、もう戻れないのか
もしあの時君のこと待ってるねって
言えていたのなら
あんなふうに君を泣かせたりしなかった
ただ抱き寄せてなんにも言わずに
側にいられたのならそれだけで大丈夫だったんだ
手放した後に気づくなんて馬鹿みたいだな
冷たいひとりの夜はどうしても考えてしまう
あの日のさよならを受け入れた僕を
君は責めなかったね
月が今日も僕を見てる
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