歩道橋の手すりの鳥 電車の風に吹かれて
散り散りに飛んでいくのを ビルの窓から見てた
背中にのさばる 重く冷たい空気を
体中のの隅々まで 吸い込んで前を向く
辛いのは いつだって僕一人さ
そんなことを夢の中で 君が言ったんだ
歩いていくんだ 孤独が待つ家に
頷いたのは 悔しいからじゃない
歩いていくんだ 孤独が待つ街に
雨のち晴れさ 今は曇りさ

レコード屋の試聴コーナー 人の数もまばらで
ドロドロになったヘッドホン 両手で浮かせて聴く
月も出ないのに やたら明るい空を
馬鹿だなあと笑いながら 缶コーヒーを空ける
苦しいのは いつだって僕自身さ
悲しいことを言うなよって その声が出なかったんだ
歩いていくんだ 終わりのない道を
唾を飲んだのは 渇いたからじゃない
歩いていくんだ 果てのない世界を
嘘を呑んだのは 嘘じゃないから

茂みの中の虫の声が トラックの音に轢かれて
届かないのも分からずに 壊れたように啼いて
鳴いて泣いて
歩いていくんだ 手すりのない崖を
君が蹴ったのは 僕より大事な
歩いていくんだ 行く先も知らずに
辿り着いたのは 思ってたのと違っても
歩いていくんだ どこにもない場所へ
それが白なら そこが白なら
歩いていくんだ 孤独が待つ家に
埃を食べて それでも僕らは
歩いていくんだ 孤独が待つほうへ
見つけたいのは 見つけたものは
君には見えないだろう 見えてたまるもんか

ララララララララ ラララララララララ
それを知ったのは 傘の雫が光るとき

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

偏屈

忍耐。斎条です。
忍耐。

横浜が阪神とのカードの初戦を落としました。
誤審です。
最悪です。
ネガります。

閲覧数:153

投稿日:2014/09/04 16:27:04

文字数:642文字

カテゴリ:歌詞

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