泣き言に呼ばれた 早速、駆けつけた
絶えることのない耐え難い痛み、ご愁傷様です。
誠に恐縮ですが、そのお痛みを私に預けていただきたく
申し遅れました。私は、悲しい報せ屋さん。

共感って大事じゃん? 大衆に聞いてもらおうじゃん?
そうすることで救われる命があるってウワサだよ?
ぶちまけ合って 分かち合って 慰め合って
今後の果てしない人生に活かせれば安寧じゃん?

届け。届け。全世界中に届け。届け。届け。

ところが様子がおかしいようで 求めた景色と違うようで
不手際あったらどうしよう とりあえず耳を澄ましてみよう……
泣いていたり 笑っていたり 遠くで怒っていたり その遠くですすり泣く声がする

不可解。
辞書に載ってない「かなしい【悲しい】」の意味がここにあるの
無問題?
機能してないらしい 理性とか罪悪感とか
大喝采!
僅かな共感と九分九厘の揶揄 粗探し 荒らし 千客万来 一攫千金 こりゃ万々歳。
明日食う飯に困らんからどうでもいいけどさ
とはいえ疑問と悲報が尽きないなぁ……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

HNLC0022「悲しい報せ屋さん」

閲覧数:95

投稿日:2024/02/12 19:51:23

文字数:447文字

カテゴリ:歌詞

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