「…何でこんな朝早くお前と一緒に並んで歩いてんだ?」
「?暇だからじゃないですか?」
「いや、確かに暇だけどもうちょっと遅くてもいいんじゃないですかね?」
「早起きは健康にいいんですよー」
「そういうことじゃない」
「今日はよく喋りますねぇ」
「いつもしゃべってるだろ。それに喋ってないと眠っちまいそうなんだよ」
「はいはい、もうすぐつきますからね」
「そういえばどこに向かってんだ?」
「小高い丘の上にある公園なのか広場なのかよくわかんないところです」
「なんじゃそりゃ」
「そこから見る朝焼けがとても綺麗だったんですよ」
「ふーん?以外とロマンチストなんだな」
「そうですね、一緒にみたいがために今日誘ってみたりしましたから」
「……あそ」
「着きました!タイミングも良さそうです!」
「おぉ、こんなトコあったんだな」
「どうですか?ロマンチックなシチュじゃないですか?」
「そうだな、景色も雰囲気もいい感じで落ち着くわ」
「そうでしょそうでしょ!青春ですよね!」
「青春かどうかは知らんが…」
「あの朝日に向かって突っ走るぞー!」
「そこは夕日じゃないんですね」
「あ、夕方また一緒に来ます?」
「別の日にしてください」
コメント0
関連動画0
オススメ作品
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
きっと関係ないもうやめたいな
歌に縋りつくのも逃げるのも
でもまだ過去になってないから
過去にしたいのに いつまでこのまま
だれか助けてって助けてほしくない
君以外には 放っておいて
助けに来てくれないってわかってるのに
ずっとずっと待ってるまま
自分からは踏み出せないままで
1人で生きられるのに...短針
すいさい
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
Messenger-メッセンジャー-
“チェックメイト”なピンチも切り抜けるわ
うやむやなプラス思考で
「バラバラに砕けた鏡はツギハギで元に戻せば
ひらひらと漂う蝶々もたくさん映るでしょう?」
いつもそんな言い訳みたいなセリフ
白と黒の間に立って逃げてるだけ
聞き飽きたわ屁理屈と強がりは
得意そうに言わないで!
...オヤスミナサイ
おしるこ
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
あの夜に耳を傾けても 聴こえない
寄り添った 風と風は
流れゆく季節を歌う
昼下がり
孤独の岸辺から 跳ねた水
熱帯びた街に混ざり
ユラリ ユラユラ
滲んでく視界に咲いた花を少しは
愛せるようになった
ある夏の1ページ...ロンリー・サマーデイ
moca_fe
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想