一寸哀しくなってしまった
今はただ この口が
文句ばっかのべつ幕無しに
吐いて吐いて

ざっと夜を更して残った
皿には 食べかけの
倫理ごっこ 匙が伸びちゃあ
また吐いて吐いて

片っ方の腕で 払った瘴気が
冷め切った現実 焦りの正体の像を
勝手に寄越しても
縋って泣いて 解った振りして
張りぼての言葉で今日も歌う

そっと線を引っ張って 眼前に拡がっていけ
HBの鉛筆で裂いた理想の欠片
何もかもを引っ掻いて鳴った君の声も
大袈裟な価値となってミームへと溶けていく
誰が言ったか形の無い物を示すハニホヘト
新たな語学になっていく


ritardandoしないまま
駆け切ったBPMで 気味悪い
流行ばっか 嗜む輩を
撒いて一回転

空っぽの胸で グズった動機が
交わった朱色 染まる思考に濁ったインキを零したら
視線が逸れて 思い出すんだ
地獄の底でニヤついた感覚

ぎゅっと強く踏み込んで 反動を伴っていけ
でっち上げをブッ刺して 最後に残ったアイデア
信じられる事なんて ほんの僅かだけど
偏屈な意思を以て シュールな夢を繋ぐ
喚き散らす前後不覚訳も分からずらりるれろ
那由多の音楽になっていく


そっと線を引っ張って 眼前に拡がっていけ
HBの鉛筆で裂いた理想の欠片
何もかもを引っ掻いて鳴った君の声も
大袈裟な価値となってミームへと溶けていく
俺はこれが無けりゃ何も出来ないただのカスだけど
魂は確かに鳴っている

誰が言ったか形の無い物を示すハニホヘト
新たな語学になっていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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『語学』歌詞

オリジナル楽曲『語学』の歌詞です。

閲覧数:242

投稿日:2021/10/15 18:46:15

文字数:647文字

カテゴリ:歌詞

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