慰めないで　言葉なら要らない
灰になるまで私を焦がして

在り来たりな生傷が心に鍵を掛けた
全部嘘と知りながら「愛してる」って言葉に眩んだ

あの日あの時置き去りにした錆び付いてた感情
失うことには慣れてたのに
どうして涙が止まらないの？　強がることも出来ない
泣かせて

独りの夜は忘れたくなるから
傷に重ねた傷で誤魔化した
そうね　バカらしくもなるわ
今さら気付いた　ah
Just a lie！

季節の移り変わりに心を置き忘れた
背中で微かに残る感触　爪の痕　数えた

泣き言だらけの日々から覚めない夢に溺れ
明日が来るのが怖くて　まだ
ネガティブ　毒舌　自暴自棄　強がることに精一杯
あの日に戻れないよ

何度　手を伸ばして
何度　傷付いたろう
それでも記憶は剥がれない
涙の理由さえ忘れかけてた
教えて

あと少しだけ夢にすがらせてよ
夜にピリオドの鐘が響いた
そうね　バカらしくもなるわ
とっくに気付いてた　ah
慰めないで　言葉なら要らない
傷に重ねた傷は塞がった
最後の我儘を聞いて
死にたく無くなるほど騙して