【歌詞】道～挫折の中の人へ～


時にそれが泡になっても
僕等 いつものように笑っていよう

緑色に塗られた矢印が
望んでない道ばかり進めと言うから
勇気を出して「ノー」と 赤色のペンで
バツ印ばかり書いた

否定や抑圧が入り乱れ
きれいじゃない挫折ばかりで生きてた
引きこもり 孤独も深まって
なぜか命の価値 考えた

叶わない、なんてセリフは自分に
自分で言ったら 人生に
負けの旗 掲げたみたいだろ
僕等の行き先は僕等しか知らないのに

鬨(とき)を上げろ 空に向かって
地鳴りを起こす気分で 泣くんだ
鬨(とき)を上げろ もう怖くない
自分の道を示す本音を
風に残っていくように 叫ぶんだ

欠けた皿 割れた皿 自分のよう
望んでない道ばかり進まされたんだ
これからは声を絞り出して
「全部糧(かて)にしてやるんだ」って

人々はいつも良かれと思って
要らない助言を ぶつけてく
負けの旗 抱えさせるために
僕等の行き先を 決めている訳じゃないけど

鬨(とき)を上げろ 聞こえるように
命が喜ぶ声で 泣くんだ
鬨(とき)を上げろ もう恐れない
輝ける世界じゃなくていい
僕が 僕らしく在(あ)れる日のためなら

時にそれが泡になっても僕等
いつものように笑っていよう
たとえ誰かが「違う」って」呼び止めても
いつものように歩いていよう

君の体を巡る血潮が
今ここを生かしていく感覚
君に足りない物 探すより
今ここに持ってる物
道を拓(ひら)く力に変えたい
変わりたい
変えられる何か
自力で見つけたいんだ

泥の中の笑顔はいつも美しいに決まってる
そうだよ
鬨(とき)を作れ　もう怖くない
痛みを分かち合う友に会う
そんな日が来ればいいな　なんて

鬨(とき)を上げろ　空に向かって
地鳴りを起こす気分で泣くんだ
それが 少し　心の中やってみれば
目も洗われるさ
少し下だけ見て歩かせて
そしたら　今から前向いて動くから

時にそれが泡になっても僕等
いつものようにまた始めよう