湯船に浸かって 振り返ってみる 今日一日にあったこと 目が覚めて 軽く朝食をとって 支度をして 仕事へ向かう

僕はパソコンの前に座って 何とも言えない作業を繰り返して あまりある疲れを体に背負って 帰路を行く

飴でも舐めながら僕はゆっくりと用意をして体を洗って髪も洗って 45℃熱めの湯船の中沈んでいく
蒸気の中考え出した言葉が 泡沫のように結んでは消える 繋がった思いだけは忘れぬように留めた

湯船に浸かって 言葉を反芻する
明日がもうすぐ来てしまうよ
この時間も終わってしまうわ
全て洗い流して 迎える用意しなきゃ

生憎の天気の日でも変わらない時間を持っていれば コンビニにでもよって炭酸でも買って 家の鍵を開けて

雨で濡れてしまった体を温める魔法が始まる降ろした髪につたう 45℃熱めのお湯の中
融けていく
正気の中思い出した痛みは 陽炎のように揺れてはいたけど 蒸気でもう隠れてしまったわ

あぁ23時30分 時間がもうあんまりない
買ったものは冷蔵庫に入れておこう
明日は何があるんだったかな
カレンダーも見ておかなきゃ

蒸気の中考え出した言葉が 泡沫のように結んでは消える 繋がった思いだけは忘れぬように留めた

過去と未来をつなぐ今は 流れていって消えていくけど 湯船が温くなる頃には 魔法は解けてしまうでしょう

炭酸の弾ける音がする

ライセンス

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マジック

忘れぬように。

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投稿日:2022/08/23 01:27:21

文字数:581文字

カテゴリ:歌詞

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