宝石と少女の物語【初音ミク】

ともる

企画の音源です。

『宝石と少女の物語』

作曲：高村ともる
作詞：ハイネ

【一番】
今日も新しい朝が　おはようと頬に触れる
寝惚けたままの瞳が　映す光は二つ

両手に握り締めた　小さな貴石は
私の体質　ここにいられる理由の一つで

エプロンを結んで　準備は万端
不機嫌な彼が「おはよう」と告げる　そうして始まるの
ーーほら、ドアベルが鳴る　今。

【二番】
想いを形作り　加工するのが彼の仕事
「真剣な眼差しが綺麗」　…なんて、絶対言わない！

おとぎ話のような　「物語(つくりもの)」じゃない「現実(ほんもの)」
魔法みたいに　その指先が紡いで　どんな宝飾(もの)に変わるの？

名前も知らない　誰かへの贈り物
誰よりも一番近くで　見ていられる特等席

ーーこの幸せがいつか終わるその日まで

息を吸い込んでご挨拶　最高の笑顔で
「宝石と、愛された女の子の物語」