気がつけば また 夜の帳へ
荒れた 孤独な泉
斬り裂いても 見る事も出来ない
影が辺り覆う

潰されてしまう前に 求めた
風を感じた時
取り乱した感覚と温もり

忘れ得ぬ痛みを残して
心が見透かされて
苦し紛れの言い訳を考えていた
何処に居ても 答えは同じ

やがて 開けた視界から零れて
見えなくなった
書きかけのファイル閉じて
鳴り止まず耳塞いだ

僅かな音に紛れて
堪える事の出来ない
蘇る日はまだ遠く
選ばれぬ平行線
迂闊に燃え上がるだけ
忘れかけていた常識
降り止まない雨はない
愛すべき日は何処へ

釣り合わぬ線 薄れた景色
同じ顔が重なる
切り取っても 使い物にならない

溜息消した昨日の夢
堕ちる快楽に身を任せてゆけば
残された悪魔が微笑み返しても
真実は何処にも無い

砕けた視界 解き放たれ
見えなくなった
置き忘れた知識の海
狂った世界を退けて

微かな声に紛れて
堪える事の出来ない
選ばれる日は直ぐ其処に
捉えられぬ感情
枯渇し燃え盛るまで
忘れていたこの世界で
焦げた悲しみが襲う
愛されてたが故に

浮かぶ劣情
遍く角度から見た世界は
悲哀の渦 呑まれて消えてゆく
過去と共に

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投稿日:2020/05/13 13:39:06

文字数:505文字

カテゴリ:歌詞

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