今年の桜は何故だか白くて
いつかの雪の日を思う。
捨てられた猫は凍えていて
冷たい目をしていたね。


少しずつ、少しずつ
白を埋めていった。


間に流れる流線
桜色より染まってゆくよ。
小さな指が二人を繋ぐ。
いつもの帰り道で。


黒には輪をかけられてたように
君には赤い糸を括ろう。
桜ノ雨降る季節の度
出会いの為の別れと。


少しずつ、少しずつ
白で埋めていった。

溶けることない春の雪の
上を二人で歩こう。
思い出の店、横断歩道
いつかなくなっても。


今年の桜は何故だか白くて
その度にあなたを思うだろう。
どこにでもあるような店へと僕は
またペダルを漕いでゆく。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

おこげのうた~コンビニ賛歌~

オリジナル詞です。
知る人ぞ知るcokesiPの名曲「コンビニ」にまつわるお話を詞にしました。
はじめの1フレーズは、ゆのみP作です。コラボ?w

前のバージョンにて詞内容のネタバレをしています★
参考までにこちらのサイトを↓
MADさんのコンビニまとめ「左ななめ上30cm。」
http://mad2.shiga-saku.net/c7023.html

閲覧数:463

投稿日:2008/04/08 02:31:52

文字数:292文字

カテゴリ:その他

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