それでも僕は君の手を握るだろう

 君の温度でやけどをした手のひらが痛んでも
 触れ合うことをやめない僕たちだから


 この世界から雨が消えたとして
 仔猫はギターを弾くだろうか
 わたがしの雲
 甘い星空に
 こんぺいとう、ひとつ浮かべて

 明日までならきっと届くはず
 僕の言葉を夜に刻んで
 彼は誰のとき
 揺れる朝露が
 雨粒のように降りそそぐ

 いつか、離れ離れになる
 いつか、この時は終わる
 それでも僕は君の手を握るだろう

 時の音色が君に映す
 虹色の音階
 ふわりふわりとねじくれた
 風の向かう季節
 君の温度でやけどをした手のひらが痛んでも
 触れ合うことをやめない僕たちだから


 この世界から朝が消えたとして
 ドアノブは旅に出るだろうか
 誰そ彼のとき
 光る稜線は
 素敵な明日を祈ってる

 あの日、僕は気がついた
 あの日、僕は感謝した
 君に会えた1/nの奇跡

 花の未来が散ることなら
 果てなき恋をしよう
 いつか、終わりを迎えても
 想いは残るから
 僕の世界で頬を濡らす君に手を差し出して
 いつか、僕らが足を止めるときまで


 花の未来が散ることなら
 果てなき恋をしよう
 いつか、終わりを迎えても
 想いは残るから
 君の温度でやけどをした手のひらが痛んでも
 触れ合うことをやめない僕たちだから
 君と、ずっと一緒にいたい僕だから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

それでも僕は君の手を握るだろう

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投稿日:2022/12/24 06:57:52

文字数:599文字

カテゴリ:歌詞

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