校門前の駄菓子屋が潰れた
毎朝すれ違うおばあさんを見なくなった
そういえば 高架下のホームレスも

背景の一部だった人たち
少しずつ変わっていく
少しずつ無くなっていく

泣くほどじゃないけれど
空いたその穴が気になるよ
泣くほどじゃないけれど
私はちゃんと気づいてるよ

近所のおばちゃんに言われた
「すっかり大きくなって〜」
「時が経つのは早いわね〜」
そういえば 私も少しずつ変わっている

私も背景の一部みたい
少しずつ変わっていく
そしていつか穴になるの?

泣くほどじゃないけれど
街も人も循環する
泣くほどじゃないけれど
私にも誰か気づいてね

泣くほどじゃないけれど
空いたその穴が気になるよ
泣くほどじゃないけれど
私はちゃんと気づいてるよ
ちゃんと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

泣くほどじゃないけれど

はじめての投稿です!

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閲覧数:106

投稿日:2018/04/01 10:43:18

文字数:334文字

カテゴリ:歌詞

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