secret margin


一つ望めば 何か失い
何か消えてしまうかと迷えば
二つ数えて 目を覚ましても
報われぬ希望に絶望した

こんな正気じゃない世界でも
君が望めば向き合っていけるの？

祈る聖者のように 掲げたその光
届かない 伝わらない 声を枯らしても
歪む secreted margin 君だけの言葉を
飲み込んで 蓄えて 溢れ出さないように
深く満たして照らしてよ
塗りつぶすリアルを

いくつ数えて 時を見据えて
無意味な日々を過ごせばいいのか
教えちゃくれない 知る由もない
機械仕掛けのマネキンのように

誰も予期せぬ未来だとしても
誤魔化して 嘯き 蹴散らした
忘れてしまいたいこの事実も
壊していけたら 取り戻せるの？

浮かぶ映画のように 描き出した世界
戻らない 関わらない 熱が冷めるまで
繋ぐ secreted margin 滑り込む瞬間に
傷つけ 飛び出して 叶えられたなら
僕は強く生きていけるの？
卑しさとともに

憧れを捨てた 独りよがりに慣れて
いつか この想いを止めて

祈る聖者のように 掲げたその光
届かない 伝わらない 声を枯らしても
歪む secreted margin 君だけの言葉を
飲み込んで 蓄えて 溢れ出さないように
深く満たして照らしてよ
その余白の中を