さぁ 盃を交わせ
今日は愉快な宴の日
波々と酒を注げよ
飲み干せば次の盃(はい)


夜が来れば 人は消え
霧が立ちこめたなら 百鬼夜行の始まりだ

さぁ 盃(さかずき)を交わせ
今日は愉快な宴の日
艶(あで)やかに舞うは鬼姫
真っ紅な扇がよく似合う


人は眠り 梟の夜
森に集い始めた 妖(あやかし)共が騒ぎ出す

さぁ 盃を交わせ
今日は愉快な宴の日
囃し立てるは餓鬼や
膨れた腹が小鼓(こつづみ)よ


鳥は静け 宵の内
宴も酣(たけなわ)ならば 更なる酒を飲み干せ

さぁ 盃を交わせ
今日は愉快な宴の日
妖しく照らすは鬼火
月も今宵は顔隠す


宵が醒め 人の声
朝が目覚める前に 者共連れて消えゆく

さぁ 交わした盃は
次の宴までお預けよ
煌々輝く日の光が
夜の闇に消えるまで


さぁ 盃を交わせ
明日も愉快な宴の日
波々と酒を注げよ
飲み干せば次の盃(はい)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

鬼の宴

コラボ初投稿です。
・・・初がこれってどうなんだろう、と思ったり思わなかったり。

少しでもおどろおどろしい感じが出ていれば万々歳。

閲覧数:1,222

投稿日:2009/09/05 19:41:28

文字数:389文字

カテゴリ:歌詞

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