A

まだ歌わないで まだ
朝五時半の観覧車 天辺に近い一室
ここには朝日と二人 それだけ
誰も見ていない
融けた飴のように影が生まれる

B

ここは廃れた街の廃れた遊園地
誰かが投げた石で 空が破れて 舞台が崩れる
そんなあっけない結末を
夢見がちな僕らと 生きたがりな彼女らに
やわらかな陽が差す一一一

S

日々を裏切り 優しく笑う僕らに
傷ついたままでうなずく今日を せめて
描こうとするほど 透明となる白紙に
描くよりずっと鮮明な色を

みんな 天から落ちてきたんだよ

A

まだ望まないで まだ
ただ知りたいと思うことを
天辺に近い一室 空の涯は遠いのに ひたすら
感じようとする
その度に僕らの小ささを知る

B

ようで
廃れた街の廃れた遊園地
あらゆることに飽いても
歌いつづけて それを止めないで
知りすぎてしまった僕たちが
できる最後のことを 唯一残る抵抗を
やわらかな陽が差す一一一

C

夏の日 背高草に隠された春の墓
僕ら 帰る場所をなくしてしまった
始まりの日から聞こえるメロディーは
鮮やかな風の中にも闇の中 にも

SS

日々を裏切り 優しく笑う僕らに
傷ついたままでうなずく今日を せめて
描こうとするほど 透明となる白紙に
描くよりずっと鮮明な色を

みんな 天から落ちてきたんだよ

朝陽 天から落ちてきたんだよ
ずっと 隣に

~~~
読み
()=一音節、[]or○=休符、<>=先出し(必要)
各行末尾の数字は文字数と譜割(参考)

まだうたわ(ない)で まだ 7/2
あさごじ(はん)の かんらんしゃ 6/5
て[っ]ぺんにちかいい[っ]しつ 5/3/4
ここにわあさひとふたり それだけ 11/4
だれもみていない 8
とけたあめのように かげがうまれる 9/7

ここわ 3
すたれたまちの すたれた(ゆう)えんち 7/8
だれかがなげたいしで 4/3/3
そらがやぶれて ぶ(たい)がくずれる 7/7
そんな あっけないけつまつを 8/5
ゆめみがちな ぼくらと 6/4
いきたがりな かのじょらに 6/5
やわらかなひがさす 5/4

ひびをうらぎり 7
やさしくわ(らう)ぼくらに 7(6)/4
きずついたままでうなずく(きょ)うを 5/3/4/2
せめて 3
<えが>こうとするほど 2+7
とうめいと(なる)はくしに 7(6)/4
えがくよりずっとせんめいな<い>ろを 5/3/4/2

みんな そらからおちてき(たん)だよ 3/11

まだのぞまないで まだ 7/2
ただしり(たい)と お(もう)ことを 6/5
て[っ]ぺんにちかいい[っ]しつ 5/3/4
そらのはてわとおいのに ひたすら 11/4
かんじようとする 8
そのたびにぼくらの ちいささをしる 9/7

ようで 3
すたれたまちの すたれた(ゆう)えんち 7/8
あらゆる ことに (あい)ても 4/3/3
うたいつづけて それをやめ(ない)で 7/7
しりすぎてし(まっ)た ぼくたちが 8/5
できるさいご のことを 6/4
ゆいつのこる ていこうを 6/5
やわらかな ひがさす 5/4

なつのひ 4
せいたかそうに かくされた はるのはか 7/5/5
ぼくら 3
かえるばしょを ○なくして しーまった 7/5/5
<は>じまりのひから ○きこえる めろでぃーは 1+7/5/5
あざやかなかぜのなかにもやみのなか にも 7+5/5/2

ひびをうらぎり 7
やさしくわ(らう)ぼくらに 7(6)/4
きずついたままでうなずく(きょ)うを 5/3/4/2
せめて 3
<えが>こうとするほど 2+7
とうめいと(なる)はくしに 7(6)/4
えがくよりずっとせんめいな<い>ろを 5/3/4/2

みんな そらからおちてき(たん)だよ 3/11

あさひ  そらからおちてき(たん)だよ 3/11
ずっと となりに 3/4

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

朝陽、天から落ちて

"あっけない結末を、夢見がちな僕らと生きたがりな彼女らに"

・文字と読みが異なる場合があります。お手数ですが作曲の際は読みを必ず参照してください。
・音楽に合わせた改稿が可能です。詳細は「お知らせ」の「ガイドライン」をご覧下さい。

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投稿日:2021/07/21 10:19:48

文字数:1,636文字

カテゴリ:歌詞

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