虹の窓

音も立てず
水面(みなも) 雫 落ちる
まるい まるい 七色(なないろ)の虹の窓
覗きこめば 月の明かり
ふたりの 影が揺らり

春のうららは 恋しくて
想いうらはら 夕暮れ
貴方は遠い 空の中
私は独り行く

旅路は未だ 切なくて
止まない雨に 泣き濡れてる
夢のまにまに 生きたなら
忘れてしまえるのと

逆さに吹いた風
時間は戻せず⋯

季節(とき) 移ろい
流れるほど 今も
愛(いと)し 愛(いと)し 思ひ出の夢の窓
望みだけは 今は虚し
貴方と恋は 彼方


夏の緑と 蝉時雨
秋の夜長は ふたりで
白い雪夜に 身を寄せた
遥かに 遠き夢

鶯が 鳴く頃に
貴方 待ち侘びてた

音も立てず
水面 雫 落ちる
今も 今も 七色の虹の窓
覗きこんだ 月の影に
ふたりの 愛が揺らり

季節 移ろい
流れるほど 今も
愛し 愛し 思ひ出の夢の窓
望むのなら 時を越えて
ふたりは 巡り逢える

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

虹の窓

http://piapro.jp/html5_player_popup/?id=cpj8wo7bsn8uh4xb&cdate=20170214211516&p=0

こちらの楽曲の応募用です。

亡き人を思うがテーマです。

閲覧数:262

投稿日:2017/02/16 00:48:32

文字数:407文字

カテゴリ:歌詞

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  • オトズキ

    オトズキ

    ご意見・ご感想

    またまたのご応募ホントにありがとうございます!オトズキです。


    変わらず言葉選びがお上手ですね…。感心しながら読ませて頂きました。
    とても悲しい詞なのですが、なんというかこんな綺麗に思われたら「亡き人」も幸せですねぇ…。

    冒頭で

    ふたりの 影が揺らり

    と「ふたり」と持ってこられるあたりに「おぉ」と感心させらました。


    使わせて頂くかのお返事は前回同様締め切りまでお待ちいただきたく思いますが先に応募へのお礼を言わせて頂きます。

    ホントにありがとうございます。

    それでは、今しばらくお待ちください。

    2017/02/18 19:26:13

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