身にまとうスカーフは
貴方のなごり残してる
振り向いてヴェール越し
熱い視線を感じてる
喧騒 焦燥 狂いそう
互い違いの留め金を
魅惑の毒に浸したの
この身を馳せた 頂へ
黒い炎が煽るから
今呼吸をとめて
この刹那
刻んだ印は紅の
十字架のような
誓いの狂奏曲
弾かれたフィーデルの
音色 悲壮に揺れて
寄り添った二羽の鳩
滲む幻想に惑う
失楽 剥落 壊れゆく
鈍く光ったペン先は
苦い雨だけ滴らす
溶けた翼にひとひらの
朽ちゆく言葉握りしめ
満ちて欠けるは銀の月
まるで残酷な道化のよう
おぼろに浮かぶ
未完の第一・二つ折本
貴方に捧ぐこの歌を
どうか最期に届かせて
今呼吸をとめて
この刹那
刻んだ印は紅の
花弁のような
運命の聖譚曲
ミンネザング
ミンネザングは中世ドイツの抒情詩。直訳すると「愛の歌」という感じになります。
宮廷風恋愛というと浮k……いや、騎士から高貴な女性に捧げる愛（＝ミンネ）という構図が普通。ただ実際、本当の愛は結婚外にあると言った貴婦人がいるとかいないとか。
若干読み方が煩雑になりそうだったので、前のバージョンにひらがな置いてあります。
（追記）
曲つけて頂けることになりました。
＞http://piapro.jp/content/6jrah0mh9b00ymu5
ひふみんさん、ありがとうございます！
コメント1
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歌詞設定作品1
ご意見・ご感想
ひふみん
使わせてもらいました
こちらの歌詞とタイトルをお借りしております。どうもありがとうございます。
>>http://piapro.jp/content/6jrah0mh9b00ymu5
まだ作成途中ですが、フルバージョンお借りする予定でおります。
何か問題がございましたら、お手数ですが一言ご連絡下さいませ。
2010/11/14 23:49:38