君は飛んでいくんだね
遠い遠い海を越えて
「お国のため」と万歳してみる
だけど残るのは虚しさだけなの
桜の花びら散らせていくんだ
わかってる、帰らないこと
もう会えないこと
君はすごく優しかったよ
お話してくれたよ
会いたいよ…

君は敵国に着いたかな?
皮肉なことと思いながら考える
そう考えないと壊れそうなの
だけど残るのはなにもない
君は今どこ?大丈夫なの?
わかってる、届かないこと
伝わらないこと
すごく優しい君はお国のために殺すの?
止めたいよ…

君が死んだと聞いた
遠い遠い国の中で
「お国のため」と万歳してみる
だけど心はくしゃくしゃなの
桜の花びらがまだ咲かない頃
わかってた、こんな事になること
わかっていたのに
君はもういないんだよ、お話出来ないよ
何もないよ…

町に雨が降る
大きな音を立てながら
赤く染まる町に降り注ぐ
「私も移動しないと」
慌てふためき袋を持った

目を覚ますと君がいた
君の手を掴んで立ち上がる
君は僕を強く抱きしめて「もう離れない」と言った
僕も君を強く抱きしめて「お疲れ様」と言った
ずっと一緒だよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • オリジナルライセンス

桜花

桜花は日本軍が航空機の下に特攻用として付けた戦闘機です。
出撃の際に桜の花びらを撒いていきました。
歌詞はフリーなので改造もなんでもOKです。

閲覧数:84

投稿日:2014/07/21 16:12:08

文字数:476文字

カテゴリ:歌詞

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