新・にんぎょひめ

うた:巡音ルカ
さくしさっきょく:煮干P


深い 深い 海の底から
半人半魚で 生まれた私
ある日出会った 昔ばなしに、
私ならば うまくやれるわ

母なる海から 抜け出した
王子に会いに ぬめりをとった
『魚だけど』って 言わないで
あら、生臭い? それは…ほっといて

街についたわ  ビルが凄いわ
王子のお城は どこなのかしら
誰に聞いても 答えは同じ
「今時王子が居るわけないじゃん」

進んでいたよ 現代社会 
海の中では 分からなかった
玉の輿など できなくなった 
こんなの…知らないよ…


人魚と違い 人の社会で
社会の荒波 揉まれた私 
あるはずなかった 昔ばなしに
夢は壊れど 生きていけるわ

王子に会えずに 彷徨って
社会に出るため 身分を隠した
喋れないって 言えなくて
えっ、水臭い? …そんなに褒めないで

人間世界 ストレス社会
時間に追われ 傷つけられて
望んでみても 願ってみても
玉の輿には なるはずもなく

人魚がいるなら 魔女もいるかな
声を渡せば 楽になるかな
こんな筈では なかったからさ
いる意味ないような



脆い心の 涙の味に

母なる海が 恋しくなって

人をやめよう 泡に帰ろう

それでいいのさ ありのまんまで

薄れかけてた 生きてく意味に

失ったものを 見つけに行こう

皆待ってる あの深海へ



歌いに戻ろうか



私はできる 何でもできる
魚になって 泳ぎ回るの
王子様はいなかったけど
何もできない 訳じゃないから

私は自由 これから自由
海の中では 水得た魚
塩気含んだ この水中で
やっぱり 過ごそうか



ラララ…

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新・にんぎょひめ 歌詞

かし
ルカさんデビュー曲

閲覧数:182

投稿日:2019/08/18 04:54:01

文字数:715文字

カテゴリ:歌詞

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