(A)雨の中で 傘忘れ俯く君
それに気付いてしまったら…
傘を渡すしか、ないよね?

(B)折角君に見てもらおうと
慣れぬ早起きクマまで作って
セットした髪が濡れるの嫌だな
けどこうしていたって仕方ない行くしかない

(S)「はい、使ってよ」
女の子が男の子に傘を貸すだなんて…
不思議だね でもね そんなことね
乙女の恋心には関係ないね


(A)明くる朝に 見慣れた長い髪
それを見つけられなかったんだ…
一体、どうしたんだよ?

(B)君に渡したオレンジの雨傘
こんなに恥ずかしいことだなんて知らない
ざっくりと切り落とした昨日の羞恥心
ほら、こうしたら、ね? わからない見つからない

(S)「なあ、お前」
ナンパもしくはカツアゲみたいになっちまったけどよ
不思議だな 俺の気持ちが晴れ渡る
自称硬派男子の精一杯だ


(C)「…え?」
「昨日の傘、ありがとな」

気付かれるだなんて、そんな
今はないはずの羞恥心が


(B)「えっと…うん、えっと」
どういたしましてが出てこないよ
不思議だね 本当 よくわからない
男心も観察眼も全部全部

(S)「髪、似合ってる」
俺でもよくぞここまで言えた
戸惑いがちなお前が やっぱり目に映る
乙女ってのも恋心ってのも全部全部

(S')「よく、わからない」
けど大丈夫、迷ってないから
決意したままに、動くしかねえよな
決意したままに、動いてみせるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

オレンジ・アンブレラ

季節感を無視してみた。
梅雨前後をイメージしています。

閲覧数:84

投稿日:2012/01/15 15:04:19

文字数:602文字

カテゴリ:歌詞

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