〈A〉
澄み渡る青空の学校の屋上で
退屈な生き方を僕達は晒してた
憂鬱な毎日が目の前に居座って
命令だとフェンスの向こう側、指差した

〈B〉
あの時、僕が止めていれば
彼女は、きっと冗談だと
あの時、僕が飛んでいれば
彼女は、今も、生きていたんだ

〈サビ〉
あの日、彼女が死んで僕は 何も考えられなくなってさ
何気ない朝が僕の背を追い越してく
いつも見ていたはずの景色が 嘘のような潔白な顔して
空白をあえてシカトして埋めていくんだ

〈A〉
つまらない日常が当然な顔をして
大切な面影を次々と奪っていく
悲しくて泣いていたあの子さえいつの日か
彼女のこと忘れて片隅で生きていく

〈B〉
あれから何も起こらなくて
平和な日々を過ごしていた
ヤツらは罪を擦り合って
彼女のことを馬鹿にしたんだ

〈サビ〉
あの日、彼女が死んで僕は 何も考えられなくなってさ
残された日々に僕はただ虚しいだけ
どこにも居場所がない心が 僕の胸の中を掻き乱して
傷痕をわざと深くして膿みを出すんだ

〈C〉
突然、響いた 彼女の声
間抜けな僕達を追い越して
フェンスを登ってく彼女の背を
ただただ見送った向こう側


〈サビ〉
あの日、彼女が死んで僕は 何も考えられなくなってさ
何気ない朝が僕の背を追い越してく
いつも見ていたはずの景色が 嘘のような潔白な顔して
空白をあえてシカトして埋めていくんだ


そして、何も変わらず空は 僕を見下ろしていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

彼女が死んで、僕が生きた話

彼女視点でお話を作ろうとして、僕視点の歌詞を書きました。

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投稿日:2014/12/26 12:18:44

文字数:618文字

カテゴリ:歌詞

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