誰とも違う自分でありたいと強く願っていて
型を破りきれずに 苛立って拳を叩きつけた

見知った他人の言葉は障るから右から左
憧れに振り回されてそれでも世界は続いてた

ありもしない物事 想像することには慣れていて
ほどほどに痴れ者だから 自分で自分を傷付ける

いつだって苦しくて「遠くにいきたい」や「生まれ変わりたい」
差し伸べられた手も どうせ偽善だって跳ね除けた

まだまだ間に合うよ 天使の声
それでも睨め付けた 世界に向けて
言葉じゃ足りないな思いの丈
代わりに何ができるだろう

「一人じゃない」とか 疑ってばかりいる
誰かに救われるような類じゃないだろう
呟き続けた 突拍子も無い夢も
いつのまにか無くなった それが悪いとも思わないが
ほんの少しの喜びだけは 偽りと思わないで生きていきたいな

モニターの向こう側 この星のどこかが映っていて
知らない場所があると 知っているのに知らないままで

時々は楽しくて 馬鹿話したりした帰り道
それ以上に傷ついて 忘れたいことばかりの日々

諦めればどうだ 悪魔の声
それでも楽になんかなるわけねえ
半端に覗いてしまう 雲の上
立ち位置が曖昧で模糊

SOSの声は 虚空に霧散する
大人に羽を伸ばした時 気付いていたんだよ
きっかり一度の 慈悲の御手は本望じゃない
寄り添って欲しいだけ それが続いて欲しいだけ

まだまだ間に合うよ 天使の声
諦めればどうだ 悪魔の声

言葉じゃ足りないな思いの丈
全てを使って輝け

神様のように 思い通りじゃ無い
誰にも解らない心で 間合いを取っているよ
綺麗事など お呼びでは無いから

報われない 生きていたい どこにも無い 輝きたい

SOSの声は 虚空に霧散する
残酷な色の夕焼けに ため息をついた
呟き続けた 突拍子も無い夢も
いつの間にか無くなった
どころか瑣末を気に病んで

出口の無い迷路の中で 全てを使って輝け

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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タイトルは仮のものです。

閲覧数:22

投稿日:2021/01/19 16:07:06

文字数:812文字

カテゴリ:歌詞

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