好きという言葉だけで
繋がれるのならー
はじめから僕は君に
言ってる　から
僕の気持ちを最後まで
伝えるから聞いてよ。


気持ち伝えることが
こんなに難しいなんて
恥ずかしいなんて
君がいなければきっと
僕は知らなかった。
それぐらい君のこと
好きだった。

目を開けても瞑っても
いつだって、脳内君だらけ(笑)
僕は完全君一色だった。

―――だったんだ。

ふと聞いた
恋は悲しいほうが多いと。
僕は違うと思った
幸せの方が多いだろ　って
今になったらわかる。
君も悲しかったんだよね。
わかってあげられなかった
僕を殺してもいいよ。

好きという言葉だけで
繋がってただけの僕等は
好きが無くなったら
どうなっちゃうの？
考えたこともなかった。
いや、考えようとしなかった。

逃げてたんだ。そう逃げてた
自分の気持ちを優先させて
君の気持ちは無視して、
ただ、離れたくなくて
必死になってたんだ。

逃げすぎて、逃げ場失って
最後に残っていたのは
僕の汚い心だけだった
そんな僕は汚い奴なんだ。
今わかったんだ―――。

好きだけで繋がってた僕等は
もう後戻りできない。
好きが無くなった僕等の心は
また誰かを求めて彷徨う。

君じゃない誰かを。