1A)西の空に陽が沈むよう
当たり前のことが怖い
人と比べて自分はどうだ?
何一つ劣ってる

1B)目に映るものはきっとそう
同じもののはずなのに
私の心兎にも角にも
背中むけてばっかりだから

1S)指さして笑うのは誰
含み笑いをするのは影
神様は昨日より今日
私を置き去りにする
夢に見る非現実世界
あそこでは私は笑ってる
温かい手をつながれて
独りではないんだと泣いてる


2A)雨が降れば傘をさして
濡れぬように歩く人たち
その一粒に触れたくて
傘を投げ出したくなるの

2B)耳に入る音はいつもそう
同じ暗号のはずなのに
私の心今も昔も
聞き取れずに不安がよぎる

2S)見え隠れする声の音律
刺す撫でる叩く奏でている
つまはじきされている私は
今もまだ一人でいるよ
憧れる理想の世界では
私は瑠璃色の音色で
歌声を啄(ついば)むように囁く
歌姫でいられるのにな


3S)わかってる人とズレていること
知っているみんなと混じれない
だから一人でいることを選んだ
だけど
だけどさ、ワタシはワタシで
アナタはさ、アナタでいるのなら
ワタシはさ、ワタシでいいんだって
わからなくていいから
認めなくてもいいから
一緒に生きていこうって
せめて、
笑ってよ。ねぇ。
手を繋いでよ、ねぇ。
こっちむいよ。ねぇ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ひとりごと。

わたしや、大切な人や、障がいのある人。
あたりまえが、むずかしいのです。
あたりまえが、ふつうが、時にナイフのように
心を裂くのです。
それでも、生きていく力を望むのは
一緒に生きて行こうって言ってほしいから。
強くなりたいから。
大切な人を守りたいと思うから。

手がなくても足がなくても
たとえ、体がなくても
欲してほしいのです。

閲覧数:120

投稿日:2022/03/29 18:50:55

文字数:558文字

カテゴリ:歌詞

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