古い格子戸の中は
皆が思うよりもむしろ
居心地の良いものです
寂しさも行き過ぎれば
誰かいてくれるだけで
幸せな嘘に浸れます

生温い吐息も
荒れた唇も
疲れた香りも
私が欲しいのです
ただ欲されているのです

春 涙落つるは幻
夏 心吹き荒ぶ嵐
秋 ただ夢見て夕月夜
冬 密やかに終の気配

古い格子戸の中は
相も変わらずやいつも
渇いた情が染みています
諦めも度を過ぎれば
不思議にも優しさが
幸せな嘘に酔わせます

見下した態度も
激しい衝動も
獣の視線も
私が欲しいのです
ただ欲されているのです

春 涙落つるは幻
夏 心吹き荒ぶ嵐
秋 ただ夢見て夕月夜
冬 密やかに終の気配

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

我思ふ

これが私の生きる道。

私の為に。

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投稿日:2015/07/11 17:54:00

文字数:293文字

カテゴリ:歌詞

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