今すぐここから離れてさ　どこか遠くの場所まで　おしゃれなカフェとかはなかったっけ
走ってそこまで競走しよう
あなたといると心が休まるわ　不思議な気分だけど　心地いい
あなたの言葉とその笑顔がある　ここにいたくなるけど　行かなくちゃ

味のしないアイスコーヒーを飲む君
苦手な私は口にしないけど
なぜか君は私を急がせる
滞在時間は最低限
信じる君だからいいけど
あなたといたいからいいけど
何を以て急いでるの

「黙ってついておいで、時間がもうない。過ぎてしまったらもう見えなくなってしまう」
君はそう言って私の腕を取る
「語って教えて欲しい、何がそこにある？過ぎってしまったらもう取り戻せないのかい」
私はそう言って君に引っ張られる

今すぐここから離れてさ　どこか遠くの場所まで　きれいな橋があったんだって
景色を一緒に見に行かないか
あなたと日の入りを見ていたい　言葉にできないけど　心地いい
あなたの言葉とその笑顔がある　ここにいたくなるけど　行かなくちゃ

再びそのアイスコーヒーを飲む君
再び私は口にしないけど
なぜか私は乾かない喉
歩いて走ってを繰り返す
信じる君だからいいけど
あなたといたいからいいけど



「黙ってついておいで、時間がもうない。過ぎてしまったらもう見えなくなってしまう」
君はそう言って私の腕を取る
「語って教えて欲しい、何がそこにある？過ぎってしまったらもう取り戻せないのかい」
私はそう言って君に引っ張られる

高架の上にいた　雨も降らないのに虹がかかっていた　君は私の背中を押して　
「帰りな、君のいるべき場所へ」