A1
その背に負う弓矢は 罪の羽根で飾られ
弓を引く手を指を 血で染めあげ…
そんな赤い大地を 誰が踏むというのか
夕焼けよりも赤く 染まった地を

B1
「どうかお願いよ、戻ってきて抱いて…」
愛し子の切な 声を聞け

S1
熱い砂塵にその身を 焼かれたとしても
戦士の魂はどこへ行けるのだろう
戦いの先には何が 待っているのか 
戦う以外を知らない 者たちだから

A2
志をひそめた 矢じり鋭く尖り
立ちふさがるすべてのものを奪い…  
それでも誰もが行く それしか道がないと
赤い大地目指して 勝利のため

B2
「あなただけでいい、そばにいてほしい…」
愛を乞う者の 声を聞け

S2
たとえ運命に従うと決めたとしても
何を選ぼうが 純真な愛は消えない
それでも進むというなら 涙は捨てろ
そして待つ者のためにも 弓を引くんだ

-間奏-

B3
「人は何のため 生きているのだろう…」
答える者は 見当たらない

S3
だからその目開いて 前だけを見てろ
その後ろを二度と誰も振り向くんじゃない
その大地には二度ともう 花は咲かない
それでも進むことで そう 生きていくんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Red Land(作曲:kumasu様)

赤い大地を進む幾多の戦士の姿を思い浮かべながら書きました。けれど歌い手は歴史を俯瞰するような、または戦士を鼓舞する女神のような存在とも考え、B1, B2部分では戦士の帰りを待つ者の声も代弁させました。運命を受け入れると決めたら進むしかない戦士の苦悩と覚悟を感じ取っていただけたら。

こちらはコラボの方で作曲していただけました^^

閲覧数:218

投稿日:2018/09/05 21:21:26

文字数:494文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました