やっぱり降り出した雨、傘をとりだす
水溜りよけ歩く、足取りも軽やかに

色とりどりの傘が行きかう道、わたしの宝箱
いつもの顔におはよう、今日もいつもの朝


帰りもやっぱり雨、傘を手に取る
鞄を両手で持ち上げ、あの人が走り行く

閉じたままの傘を握り締めて、背中を追いかけ走り出す
勇気を出して叫んだ、閉じた傘のラブレター


はみ出した肩を濡らす雨が、二人の距離を近づける
いつもより大きな心音を、お願い打ち消して雨の音


大通りの交差点で、あの人が傘を出る
見上げた顔には笑顔、振り返り走り出す

背中越しに大きく手を振りながら、小さくなっていく
雨がくれた勇気に感謝、わたしも歩き出す


明日も雨ならいいのにな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

傘という曲の歌詞です。

閲覧数:85

投稿日:2010/04/01 00:48:13

文字数:310文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました