こんなにも 近くにいるのに
あなたには 少しも伝わらない

僕の言葉 ひとつひとつを投げ掛けても
返ってくるのは 静かに響く音だけ

君の難解な その心には
僕の浅はかな音は 届かない

あの日からずっと考えてるんだ
僕の行動のどれが間違ってたか
本当は簡単なことかもしれない

でも僕は 大馬鹿野郎だから
そんな簡単なことが分からないんだ
 ああ 馬鹿でごめんなさい

ただ ひとつ後悔があるとするならば
 ちゃんと 話をすれば良かったかなぁ

もう二度と来ない あの日の影を
ずっと追いかけ 追いかけて
ー疲れ果てるー


またある日の 偶然で
君とばったり 街で出会ったら

僕は 昔みたいに笑って話しかける
そんな自信は 疾うの昔に捨てたよ

言の葉ひとつひとつを並べてみても
君を満足させられることは出来ない
本当は 本当は 分かっているんだ

でも僕は 腰抜け野郎だから
そんな簡単なことが 出来やしないんだ
 ただ 怖いだけなんです

ただ ひとつ許してくれるのならば
 君の心に 触れてみたいかなぁ

もう二度と来ない あの頃の光を
ずっと焦がれて 焦がれて
ー燃え尽きるー


意味ないことを目で追いかけて
見えていることに蓋をしていた
あの日の懺悔ばっか祈って
過去の悲劇に囚われていった

ただ 僕は ぼくは
   ー君が大切だったんだ

たった ひとつ過ちがあるのならば
 同じ間違えは 二度とはしない

もう二度と来ない あの日の光影
ずっと追いかけ 焦がれて
ーもうやめるー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

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