さようなら
僕は死ぬまでゴミ箱に顔を突っ込んでいますからお構いなく
どうぞ
僕を避けて下さい
でもね
あなたもきっと似合いますよ
だって
あなたもゴミですから

猫も犬も猿も鳥も魚も遙か昔　ここを席巻してた恐竜さえも
きっとゴミですから　みんなゴミ箱を被りましょう
きっとみんな似合うから

お綺麗なあなたも　浮浪者なあなたも
気取ってるあなたも　きょどってるお前も
きっとみんな似合うでしょう　ゴミですから

ゴミ箱に顔を突っ込んで物思いに耽る日は
きっと心地良いくらいの羞恥心に襲われてエクスタシー
ぼくは神様になれるんだ

ゴミ箱の中　目を開けてみなよ
きっとちっぽけな自分は消えるから
ぐだぐだ言う前にやっちゃえばいいんだよ
行動派な君が好きだから

ゴミ箱、ゴミ箱、ゴミ箱、
気付いていないみたいだけれど
君もほら
「ゴミ箱、被ってるんだね。」