1-A
敬愛なる貴方へ送る 『届かぬ唄』
針の上で貴方は廻る たった独りで
椅子を降りて あの日溢(こぼ)した「大丈夫」が
最後になる「助けて」と云う悲鳴だったんだ
1-B
鬼の眼差し 悪魔の接吻(キス) その全てを
裁き尚 強がる貴方を何処へと連れていくの?
強情な貴方の心延え(こころばえ)と正反対に どこまでも
柔らかな笑顔が瞳の奥で咲いて
1-S
「ずっと一緒に」「傍にいる」「何時までも」
心が割れる音が聞こえ 誓いはただの嘘へと変わった
せめて言葉だけ届けられるのならば伝えたい
まだ終わっていない この世で 『貴方をとり戻す唄』
2-A
私たちは何も知らない ただ生まれて
死に逝く先 考えること放棄している
絶望など知らぬ貴方は 異界で待つ
誰かのこと 想って祈り涙流した
2-S
救われる命とそれ以外があるのなら
私は枷を この両足に着けてでも後者を選ばせて
何処までも落ちて 針の先 貴方を見上げながら
奈落も 廻って廻って 貴方に会いに行くから
L-B
私が貴方になること できるわけない
心情も何もかも分かることできない それでも
ただ支えたかった 叫喚も慟哭も全部受け止めるよ
柔らかな笑顔が瞳の奥で咲いて
L-S
「ずっと一緒に」「傍にいる」「何時までも」
もう二度と嘘になんてさせないから 貴方を見つけてみせる
独りきりじゃない この声が届くことはないけど
必ず 二人で生きる世で 『貴方をとり戻す唄』
---ひらがなバージョン---
1-A
けいあいなる あなたへおくる とどかぬうた
はりのうえで あなたはまわる たったひとりで
いすをおりて あのひこぼした だいじょうぶが
さいごになる たすけてという ひめいだったんだ
1-B
おにのまなざし あくまのきす そのすべてを
さばきなお つよがるあなたを どこへとつれていくの
ごうじょうなあなたの こころばえと せいはんたいに どこまでも
やわらかなえがおがひとみ のおくでさいて
1-S
ずっといっしょにそばにいる いつまでも
こころがわれる おとがきこえ ちかいは ただのうそへとかわった
せめてことばだけ とどけられ るのならばつたえたい
まだおわっていないこのよで あなたをとりもどすうた
2-A
わたしたちは なにもしらない ただうまれて
しにゆくさき かんがえること ほうきしている
ぜつぼうなど しらぬあなたは いかいでまつ
だれかのこと おもっていのり なみだながした
2-S
すくわれ るいのちとそれいがいが あるのなら
わたしはかせを このりょうあし つけてで もこうしゃをえらばせて
どこまでもおちて はりのさき あなたをみあげながら
ならくも まわってまわって あなたにあいにいくから
L-B
わたしがあなた になることで きるわけない
しんじょうも なにもかもわかる ことできないそれでも
ただささえたかった きょうかんもど うこくもぜんぶ うけとめるよ
やわらかなえがおがひとみ のおくでさいて
L-S
ずっといっしょにそばにいる いつまでも
もうにどとうそ になんてさせ ないから あなたをみつけてみせる
ひとりきりじゃない このこえが とどくことはないけど
かならず ふたりいきるよで あなたをとりもどすうた
コメント0
関連動画0
オススメ作品
A1
幼馴染みの彼女が最近綺麗になってきたから
恋してるのと聞いたら
恥ずかしそうに笑いながら
うんと答えた
その時
胸がズキンと痛んだ
心では聞きたくないと思いながらも
どんな人なのと聞いていた
その人は僕とは真反対のタイプだった...幼なじみ
けんはる
遠く離れた雲が割れる空
君の顔を思い出す
赤白い思い出
懐かしさに似た幻なのかな
裂けた藍色の無重力
ゆらゆらと漂う
覚えのない想像力
きっとそうだよ。
君の笑い声
消えてしまうかな...忘れてしまう前に
しぐみ
彼女たちは物語を作る。その【エンドロール】が褪せるまで、永遠に。
暗闇に響くカーテンコール。
やむことのない、観客達の喝采。
それらの音を、もっともっと響かせてほしいと願う。それこそ、永遠に。
しかし、それは永久に続くことはなく、開演ブザーが鳴り響く。
幕が上がると同時に、観客達の【目】は彼女たちに...Crazy ∞ nighT【自己解釈】
ゆるりー
いったいどうしたら、家に帰れるのかな…
時間は止まり、何度も同じ『夜』を繰り返してきた。
同じことを何回も繰り返した。
それこそ、気が狂いそうなほどに。
どうしたら、狂った『夜』が終わるのか。
私も、皆も考えた。
そして、この舞台を終わらせるために、沢山のことを試してみた。
だけど…必ず、時間が巻き...Twilight ∞ nighT【自己解釈】
ゆるりー
小さな秘密 移ろぐ春に触れていた
彩度の低い 風に揺れた残り香
遥か遠く 空に結んだ 約束は
きっと、君の中では過ぎたこと
気付かないでしょ?
その瞳に映ってる 私なら
見抜けない程 バカじゃない 知りたくもない
縁取られたように 想いは留まっている
今以上を知れない距離 平行線で
忘れ物のまま セ...Flame
αzu
くしゃくしゃになった診察券を持って簡単な想像に日々を使っている
単調な風景にふと眠くなって回送列車に揺られ動いている
看板の照明が後ろめたくなって目を落とした先で笑っていた
通りを抜けて路地裏の方で屈託もなく笑っていた
映画の上映はとうに終わっている 叱責の記憶がやけに響くから
できれば遠くに行かな...フラジール 歌詞
ぬゆり
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想