藍い風に吹かれて 君の影と寄り添う
まるで映画のワンシーンみたいに

そんな淡い時間は刹那だから
余計な夢が胸を刺した
くだらない訳で隠すように
笑って誤魔化しても

お見通しみたい

夏の幕が下りてく
また独りぼっちだけれど
忘れることはないよ
君が何処にいたって

ずっと

凛と響くその声 頬を掠める黒髪
全て私の中で息をしてる

こんなにも 痛い 痛い 現実に
何度も声を殺し泣いた
数だけ増えた 重い想い
葬ることですらも

出来ないと知った

今年も相変わらず
もうしわだらけの手紙に
君が紡いだ言葉
霞む瞳でなぞった

「この先離れ離れだけど...
そこで途絶えた文字に 続きを書き足す

再び還る頃に
咲き誇る彼岸の花よ
【思うはあなた一人】
どうか永久で在りたい

夏の幕が下りてく
また独りぼっちだけれど
忘れてほしくないよ
私、ここにいるよ

きっと巡り会うから。」

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リコリス- lycoris -

時間が止まった君と時間に置き去りにされた私。そんなお話。

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投稿日:2018/08/24 20:45:32

文字数:404文字

カテゴリ:歌詞

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