夏風が草葉を撫ぜる
岡辺の白いテラス
わたし一人ただ濃い影を落としてる

ミルクティーとアップルパイで過ごす
まどろみから覚めたひと時の午後

突然に羽ばたいたシギの子が飛び立つと
照りつける太陽を刹那さえぎっていった

蝉の声、青空の果て
遠くへ吸い込まれる
高く高くただどこまでも溶けていく

テーブルからひとくちすくい上げて
口に運ぶ幸せが広がった

突然に裾野より雷鳴が鳴り響く
運ばれてくるのは通り雨の匂いだ

雨上がりは雫を抱く草木が
夕日浴びて輝き渡るのだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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残暑見舞い

鏡音10周年誕生祭曲の歌詞ですが、
同詞異曲は大歓迎です!

閲覧数:142

投稿日:2018/01/10 01:32:26

文字数:237文字

カテゴリ:歌詞

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