A
形の違う影
注いだ口付け
甘い夜に
あどけなさを淡くして

B
月が二人を隠すように
秘めた毒を味わう
きつく縛る手首のリボン
「痛いのはイヤ」と嘯いて

C
白粉と香水に身を任せる

S
二つの違う刺繍に
影の花が紡がれる
踊るように花弁が
艶やかな夢を魅せる
乙女達の秘密


A
目線の違う地位
結んだ姫時
奪う恋に
抗えない見据えてる

B
月がエデンを潜るように
揺れる熱を恋逢う
酷く塞ぐ首輪の未来
「今だけだから」と抱き締めて

C
政略と背徳の好きを縫う

S
二つの違う蝶々に
無垢な夢が拐われる
砕くように半身が
密やかな刻が絶える
姉妹姫の紲


D
狂騒と戦乱の火種
当然の定刻
家柄のため
民のため
越えられない壁の
扉が封じられる

LS
二つの違う予知無に
咲いた花が囚われる
朽ちるように太陽が
淑やかな蜜が醒める
乙女達の記憶

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

R前夜の乙女達

初めてがっつり(のつもりで)書いた………百合物。
普段書かないものだと、表現に困るねぇ~(;・ω・)
加減や百合の世界観を壊さない詞選び…うん、あんまり出来てる気はしない。

勝手にお題のつもりで、ほんと勝手に物書き。

閲覧数:88

投稿日:2017/03/04 21:11:45

文字数:383文字

カテゴリ:歌詞

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