暗い 暗い 足元覚束ず
また朝がやってきたのだが
何日目かも覚えていないけど
カレンダーのバツは増える

辛い 辛い この酸素を吸って
二酸化炭素を吐くことが
君が肺を浄化してくれりゃ
こんな記憶捨てれるのに


実感もわかずに溺れている 淡いあの日の温もりに
多分最後に指を切ったのが 幸福の終止符だったようだ


テレビ塔のてっぺんから見てる
この澄み切った晴天なんかより
何も気にしていなかった時の
曇天の方がずっと綺麗だよ


痛い 痛い 埋まらない傷跡
どんなガーゼをいくらあてたって
「憂鬱」という病気に罹った
僕は哀れな患者だな


大人を妬み 僕はただ祈り 届かぬ想いは 朽ち果てていく
笑いあった 子供騙しな 過去を綴る 物語本は
疾うに頁(ページ)が破けて 話は終わってしまっていた
それは僕の総てに反している様だった


愛紛いの親切を貰っても 使い方なんて分からない
分かるのは「君」という人の名前 ただそれだけ それだけなんだよ


天気予報が指す晴れなんて
その形にしか過ぎないんだよ
雨でも風でも嵐でも
二人ならそれで構わないよ

テレビ塔のてっぺんから見てる
この澄み切った晴天なんかより
何も気にしていなかった時の
曇天の方がずっと綺麗だよ


君もどこかで 今この空を
眺めているといいな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【作曲者募集中】ハナレバナレの晴天

君と僕が、見ている空。

どうも、神籬(ひもろぎ)です。

久しぶりにこのコラボに詩を投稿しました。永遠の別れを課せられた親友、あるいはそれ以上の関係を持っていた二人の少年の詩です。「僕」が寂しさに暮れている様子を書きました。

カシツケテクダサ~イ!ヨロシクオネガイシマ~ス!(多少の歌詞変更は全然OKですので、気になった方は声かけて下さい!)

閲覧数:572

投稿日:2018/04/25 18:50:56

文字数:571文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました