さあ立て
いま立て
いざ参ろうか

青く研ぎ澄まされた刃を光らせ
今宵踊るは青の侍
九つ(ここのつ)の尾を持つあやかしめ
鋭く光る俺に勝てると思うのか?

一つ 二つ 三つ
切り落とせばニヤリと笑う
空(くう)を切る我が刃の前に
膝をついた お前の負けだ

さあ泣け
いま鳴け
いざ神妙に

崩れおつ刀に手が震えた
今宵負けたのは俺だったのか?
尾を持たぬあやかしは
俺を見下しなんと思うのだろう

四つ 五つ 六つ
止まらない憎悪と快感
ああ 赤が綺麗だなんて
ああ 青が汚いだなんて

さあ笑おう
何も考えなくていい
全ては本能に従って!

いま堕ちよう
禁忌を犯して
狐の仮面を今つける

いざ嘆こう
もはや戻ることはできないヒトへの後悔を
狐と踊ろういつまでも

七つ 八つ 九つ
血に飢えた青い狐は今宵も踊る


*****
和風系を目指して書いてみました。
解説とか必要ないけど、忘れてしまうので書いておこうと思います。

―解説―
青い侍はもちろんKAITOのこと。
KAITOが住んでいた村に伝説の九尾の狐が襲来。
村一番の侍KAITOが戦いを挑み、弱点である狐の尾を切り落としていく。
だけど実は「尾」が生きていて、KAITOに宿る。
「尾」に寄生?されたKAITOは殺戮の好む「九尾の狐」となってしまう。
こうやって九尾の狐は生まれ変わる。
―終了―

ってな感じです。
侍なKAITOを想像してたら我慢できなくなって作りました。
あと、狐のお面って格好いいですよね!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【KAITO】狐と踊る【オリジナル歌詞】

青い侍と九尾の昔話。

閲覧数:317

投稿日:2010/01/30 00:21:40

文字数:644文字

カテゴリ:歌詞

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