揺らぐ視界と足元に 世界が崩れてく浮遊感
飛行機雲を踏みしめて 海の底まで君探す

何処にいるの?と呟いて 真っ黒な目に星が一粒
棘の城で眠るのは そこで生きてたもの全て

確かなモノなど何もない
この目で見てる君の顔さえ 酷く朧 歪み 霞む

それでも前へと伸ばしたこの手が 
君の指に触れられるなら
もうそれ以上の 望みは無いよ

豆電球の星空を 泳ぐように翼を広げて
雨粒濡れた花束に 溺れたように息してた

豆鉄砲に驚いて 青い鳥の鞄から
いつか誰かに捨てられた 手紙がひらり宙に舞う

壊れぬモノなど何もない
この手で触れた君の指さえ とても虚ろ 淡く 脆い

それでも僅かに開いた両目が
君の顔を写せるのなら
もうそれ以上の 望みは無いよ

*ひらがな*

ゆらぐしかいと あしもとに
せかいがくずれてく ふゆうかん
ひこうきぐもお ふみしめて
うみのそこまで きみさがす

どこにいるのと つぶやいて
まっくろなめに ほしがひとつぶ
いばらのしろで ねむるのは
そこでいきてた ものすべて

たしかなものなど なにもない
このめでみてる きみのかおさえ
ひどくおぼろ ゆがみ かすむ

それでもまええとのばしたこのてが 
きみのゆびに ふれられるなら
もうそれいじょうの のぞみわないよ

まめでんきゅうの ほしぞらお
およぐように つばさおひろげて
あまつぶぬれた はなたばに
おぼれたように いきしてた

まめでっぽうに おどろいて
あおいとりの かばんから
いつかだれかに すてられた
てがみがひらり ちゅうにまう

こわれぬものなど なにもない
このてでふれた きみのゆびさえ
とてもうつろ あわく もろい

それでもわずかにひらいたりょうめが
きみのかおお うつせるのなら
もうそれいじょうの のぞみわないよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

目眩 (曲募集)

閲覧数:149

投稿日:2011/12/28 17:30:22

文字数:766文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • 紫藤 悠

    紫藤 悠

    ご意見・ご感想

    こんばんわ(^O^)

    マザーグースっぽいですね。こまどりより、六ペンスの方に近い感じがします。
    対比するもの、不条理な感情、面白いと思います。

    2011/11/03 23:36:36

クリップボードにコピーしました