悪神の
嫡男の狼は
神々の敵と予言された
勇気ある神に騙され
湖に浮く島に繋がれた
閉じることの出来ない
口から希望の川を吐き出す
不浄を嫌った神々のエゴで
囚われた狼

彼は望む報復と自由を
予定調和のこの世界で
彼は憎む裏切りの軍神を
神々の黄昏は近い
今はただ待つ

閉ざす者
ロキの嫡男は
自由を得て戦場へ走る
主神をその口で飲み込み
沈黙の神に引き裂かれる
神々は死に
ユグドラシルは世界と燃え尽きる
沈んだ大地は再浮上し
世界は再生される

彼は果たす雪辱と望みを
終末の日のこの世界で
彼は朽ちる生まれ変わる大地とともに
神々の黄昏の終わり
消えゆく
世界と次に紡ぐ命
世界樹の奥に隠れていた二人
彼らは創るこの後の世界を
新しい太陽とともに
朝の霧を糧に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

幽閉のフローズヴィトニル

初めまして、神話っぽく作りました。
よろしくお願いします。

閲覧数:215

投稿日:2013/05/31 22:36:21

文字数:335文字

カテゴリ:歌詞

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